[ICT] Lenovo Legion Y720 最新パーツ換装とベンチマーク結果
購入時の内容
2017年9月に直販サイトで購入しました。3年の保守切れを迎え約1年間ほとんど使用することなく。
使用している間は Mixed Reality コンテンツやセルラー IoT アプリケーションの自宅開発がメインでした。
最近、NVMe SSD や DDR4 16GB が安価になったと気付き…
換装したもの:
・SODIMM DDR4 16 GB (サムスン 8GB × 2) → SODIMM DDR4 32 GB (クルーシャル 16GB × 2)
・システムディスク NVMe 256 GB (サムスン)→ NVMe 1TB (クルーシャル P2)
・データディスク 2.5′ SATA HDD 1TB (WD Blue) → 2.5′ SATA SSD 1TB (クルーシャル MX500)
Windows OS 上での実装 RAM サイズ確認:
旧環境からのクローンツールは acronis サイトから無償入手しました。
入手先:https://www.acronis.com/ja-jp/promotion/CrucialHD-download/ (クルーシャルから転送されて)
ディスクエンクロージャはそれぞれケースが異なりますが ORICO 製を用いました。
理由は Mac Book Pro 外付けで安定使用している実績があるので。
パーティションテーブルは変更せず:
Legion Y720 のハードウェア設計思想は好きですが、OS 環境は少しだけ違和感があったのでディスク換装を契機に自分好みの環境に変更。
ディスク ベンチマーク結果
概ね想定通りの結果でした。
グラフィックス系 ベンチマーク結果
CPU と GPU は 4 年前(当時はハイエンド)なものの、ギリギリ現在のローエンド~ミドルクラス環境 に耐えそうです。
換装時に Lenovo ハードウェア設計に感心した箇所
SATA データディスク信号線をフラットにして極小化を図っている。
技適取得済み 802.11n 1T2R (Microsoft MODEL 1804) モジュールが搭載されている。
Y720 は他にも intel AC8265 (Dual Band 801.11ac) Wi-Fi モジュール搭載で物理的に別のダイポールアンテナを使用。
両モジュールの物理直線距離は干渉を受けない空間距離があり、無線工学が分かっている方が設計に携わったことを知ることができた。
開発環境の再整備(手始めに CUDA 11 サンプル)
NVIDIA CUDA 11 Sample を as is 環境でリビルドしてみる。(枯れているソースなので手を加えずに)
Log もキレイに生成されている(VS 2019 Professional 環境)
実行アプリケーション(バイナリ)生成も確認。
実行も問題なく(起動時引数がないのでコンソール出力は多い)。
まとめ
4年前ハイエンド機は最新パーツ換装(オンボード CPU, GPU は対象外)で蘇ることが分かりました。
過去培った開発スキルもそのまま使えるので、これから時間があるときは最新のスキルセットを身に着けつつ楽しい コンピューティング環境を皆さまへお届けしたいと思います。
以上、ご覧いただき有難うございました。