[IT] Windows Azure / A warning has been encountered. について
Windows Azure 講習受講で「A warning has been encountered.」の説明が怪しい講師に遭遇することがあります。
■説明が怪しい講師の場合
「みなさんには関係ありませんので、YESをクリックしてください」
「SLA 契約をした方のみの注意文章です。次へ進むので YESをクリックしてください」
ツッコミどころ満載な説明ですが、30日間無料枠であってもクレジットカードで(うっかりすると自動更新w)ビジネス契約を既にしています。なのでちゃんと説明を受けたいですよね。
■説明がイケてる(というか当たり前)講師の場合
「高可用性環境では1つのインスタンスではなく少なくとも2つ以上のインスタンスが必要ですね。uptime 99.95% SLAについてはリンク先情報をご覧ください」
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■正しい意味はなんだろう?
A warning has been encountered. Click “See more details” to see the warning. Would you like to override and submit?
Warning: This deployment has at least one role with only one instance. We recommend that you deploy at least two instances per role to ensure high availability in case one of the instances becomes unavailable. Doing so also enables coverage of the Windows Azure Compute SLA, which guarantees 99.95% uptime. For more information please visit http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=202707. Find more solutions in the Windows Azure support forum.
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警告が発生しました。”詳細”をクリックし警告参照してください。(あなたは)上書きして送信しますか?
警告:このデプロイは、少なくとも1つのロールを1つのインスタンスのみを構成しています。私たちはあなたが使用できなくなったインスタンスまたは高可用性を確保するため、いずれかロールごとに少なくとも2つのインスタンスを配備することをお勧めします。これにより、99.95%のアップタイムを保証するWindows Azure コンピュートのSLA適用を可能にします。詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=202707 をご覧ください。 Windows Azureのサポートフォーラムでより多くのソリューションを見つけてください。
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付け焼刃の講師ほど、こうした最初のところでボロが出るわけでw
講師を苛めるのではなく、正しい知識と経験をお持ちの方から受講したいと思います。
Management Portal 経由でデプロイするのではなく、Visual Studio 2010 から事前作成済みクレデンシャルを使用し対象サブスクリプションID へ対して デプロイするシナリオが実際の現場では重宝されると考えます。(理由は人為ミスによって落とされないw)
トレーニングマニュアルに沿って講師をするだけなら、誰でも講師になれます。
実際の現場ではどのようなニーズが芽生えるのだろうか、「環境によっては再現しないことがある」というインチキな「たられば論」ではなく、休憩時間に【こんな使い方も考えられます、是非ご自身でステップアップなさってください】と、受講者へ【考えさせる】ことも講師の責務と思うわけで。
もちろん、まったくの予備知識を持ち合わせていない受講生もいるかも知れません。その場合は講師個人がこれまでの教育経験を活かすところでしょう。
と、ボヤき入りで締めますw
以上