4月は新人教育月間ですよね。ということで、コードで身近な表現ができることを楽しみつつ「コードは必ずしもコンピュータ プログラム」ではない楽しみ方をご紹介します。こうした座学でのアイスブレイクは初日(初対面)に実施することが肝要です。私が受け持つときは 45 分を目安に実施しています。
自称ベテラン(エビデンス無し)でなければ、教授法含め日々研鑚を積まれているので大丈夫でしょう。受講生への興味喚起テクニックを是非どこかの機会で教えてください。
まずはコードの紹介
$ start NEW DAY $ function (WAKE UP) $ start GET OUT OF OHUTON $ start BREAKFAST $ ERROR: miso soup not found $ ERROR: rice not found $ function (SKIP BREAKFAST) $ start DRINK COFFEE $ start WORK FROM HOME $ ALERT: deadline is today $ start PANIC $ function (OMG) $ function (ANXIETY) $ function (SKIP DINNER) $ FINISHED PROJECT SUCCESSFULLY
// 実際はコードのような生活ではありません。もうちょい真面目ですよw
何が書いてあるのか読めばワカル内容ですが、ChatGPT さんに語ってもらいました。
↓
人間なら「アホちゃいまっか?」で一蹴されて終わってしまう話題ですが、そこは ChatGPT さん。
丁寧に付き合ってくれます。ペアプロ相手としても最高ですよね。
ちなみに Visual Studio ペアプロ OpenAI は 月額 USD 20 でサービス提供中です。
これまでプログラミング言語を学ぼうとして挫折していた方へ
必ずしもコンピュータで動かさなければならない!という先入観(固定概念/メンタルモデル)はお持ちにならず、まずはご自身の一日の動きを表現されてはいかがでしょうか。
人間ならどのように伝えるかその表現手段に言葉がありますよね。全く同じです。
起承転結のストーリーがあります。そして、
送り手は話すのか書くのか。
受け手は聞くのか読むのか。
結果として語彙理解から判断/行動へ。これがコンピュータならばコンピュータが理解できる内容で送り伝えることでプログラムが処理実行します。エラーがあれば修正し再びコンピュータへ指示投入です。
シャツでも表現
皆さんお馴染みユニクロの UT です。透過 PNG で入稿したので生地素材に映えるシャツです。
これを着用して外出したのは「ちょこざっぷ」のみ。それ以外では未経験です。
↑ Linkedin 投稿したとき勤務先からの顰蹙にも似たハレーション(ほぼ爆笑系)は良い経験だったと思います。コードは難しくなく表現手段であることを伝えることができたでしょう。
ChatGPT さんに参考コードを書いてもらいましょうw
朝に起床します。 お布団から出ます。 朝食を始めます。 味噌汁が無いエラーがあります。 ご飯が無いエラーがあります。 朝食をスキップします。 珈琲を飲みます。 在宅勤務を開始します。 今日が締め切りの警告があります。 パニック状態が始まります。 なんてことだ!と思考機能が有効になります。 不安になる機能が有効になります。 夕食をスキップする機能が有効になります。 プロジェクトは終了し完成します。
↑ なんでやねん!ですよね。全くもって無問題です。
依頼するときは丁寧な指示をしましょう。
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start NEW DAY function (WAKE UP) start GET OUT OF BED start BEGIN BREAKFAST ERROR: miso soup not found ERROR: rice not found function (SKIP BREAKFAST) start DRINK COFFEE start START WORKING FROM HOME ALERT: deadline is today start PANIC MODE function (OMG) function (ANXIETY) function (SKIP DINNER) FINISHED PROJECT SUCCESSFULLY
なぜか SQL 形式で提示してきましたね。
そして、御尤もな指摘コメントまで。
まとめ
恒例新人研修は特に若手ほど丁寧に。市販教科書をただ読み上げるだけで質問に答えない自称ベテランが少なくない社会は「何よりも成長喚起がまったくなく」「無責任集団の形成」にしかならないと私は考えます。適度に娯楽要素を採り入れることも若手育成していくには必要でしょう。
今回は触れませんでしたが、若手育成が日本経済再生に係るものと考えます。そして SES に多い自称ベテラン(育成指導ができない、得意なフレームワークやライブラリが一切ない、積極的な創造意欲を示さない等々)へ対する再教育はここで紹介したようなコード表現ではなく、社会生活技能訓練(SST:Social Skills Ttaininng)が妥当であるように思います。
以上、ご覧いただき有難うございました。