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    Categories: IBM学習

[ICT] IBM 認定ディジタルバッジを42個取得して分かったこと。

IBM Badges

本記事は IBM ID(なかのひと or BP) をお持ちの方が対象です。

みなさん、こんにちは。私はオンプレミスのフルスタックエンジニア経験がある BP マルチクラウド プリセールス(技術営業)で Azure Solutions Architect Expert, Azure DevOps Engineer Expert 認定を受けています。職場は Microsoft Azure のみならず IBM Cloud を扱っており IBM 認定ディジタルバッジ取得が推奨されていたので 2022年5月大型連休から IBM Training で自習を開始しました。当初は IBM AIOps 技術研修を受講したくて事前に取得要件である科目のみを自習していましたが、学習コンテンツ(主に MP4 動画, PPTX, PDF)では隣接する他の商材紹介が多くあり興味を拡げる内容です。他社 Microsoft Learning は学習ゴールと範囲が明確のため隣接商材へ直接遷移することはありません。予め Well-Architected Framework をもとに学習計画を立てているなら学習の拡がりはあるでしょう。

Well-Architected Framework とは

Well-Architected Framework (一般的にウェルアーキと呼ばれます)はクラウド ワークロード品質向上に使用できるクラウド ベンダによる一連の基本原則(ベスト プラクティス集)です。 このフレームワークは優れたアーキテクチャによって構成されており、クラウド ベンダ特色を理解したエキスパートを目指し、且つ基本設計を全うする最適な説明資料です。

以下、参考まで各社コンテンツ リンクを掲載します。

IBM Cloud
(リンク先が削除されていることがあるので最新検索結果をご利用ください)
– IBM Cloud Architecture Center

Microsoft Azure
Microsoft Azure Well-Architected Framework – Azure Architecture Center | Microsoft Learn

Amazon Web Services / AWS
AWS Well-Architected – 安全で効率的なクラウドアプリケーション (amazon.com)

Google Cloud / GCP
Google Cloud アーキテクチャ フレームワーク

Oracle Cloud Infrastructure / OCI
Oracle Cloud Infrastructureアーキテクチャセンター | オラクル | Oracle 日本

IBM 認定ディジタルバッジ 42個取得履歴

Excel でご覧になられる方はこちら↓

取得順にソートしました。
前半 2022/05/06 から 2022/07/20 と、後半 2022/08/05 から 2022/09/15 です。

前半と後半に区別したのは 2022年7月最終週に IBM 箱崎で AIOps 研修を受講し、その経験が後半に好影響をもたらしていることが分かります。

前半成果 24個=入門7個+初級13個+中級4個
後半成果 18個=入門1個+初級7個+中級9個+上級1個

カテゴリ別に振り返ってみましょう

注力したカテゴリは IBM Automation, IBM Cloud, IBM Data and AI です。
このカテゴリ取得数24個=入門1個+初級11個+中級11個+上級1個


隣接領域として学習したカテゴリは B2B Collaboration, Cognitive, Data Security, DevSecOps, IBM Partner, IBM WATSON, IBM WATSON IoT, PRACTITIONER, Public Cloud です。
このカテゴリ取得数18個=入門7個+初級9個+中級2個

BP (ビジネス パートナー) 勤務している方なら、営業や技術の職種に関わらず全員が受講したほうが好ましいコンテンツがありました。

この3科目は必須です。IBM と深い信頼関係のもと協業。ビジネスの本質価値をどのように捉えるのかを理解してからプロダクト学習をしたほうが絶対に良いと今なら言えます。リセラービジネスとダイレクトセールスは若干異なった提案方策を検討するからです。

私は勿体ないこととして2022年8月末に IBM Partner カテゴリの存在に気付きました。そして IBM と打ち合わせをする際に彼ら (IBMer) は当然として Partner Offering の根底にある、この3科目素養は持っている BP として接します。BP 自社の商流に乗せるシナリオ検討で、違和感を覚える場面があればパートナー エコシステムやセールス コンセプト構成について学習漏れなのかも知れません。

今後の学習展望

IBM Cloud はベアメタルに強みがあり、Watson 領域は API で他社クラウドから適切な API Gateway を介在することでクラウド処理能力を向上させることができると認識しています。API Gateway は Apigee や MuleSoft などの著名なベンダーもあれば、パブクラ ベンダーが提供するものもあり DevSecOps デザイン推進をしていく上で継続学習は必要と認識しています。また Watson に限らず API 利用ができるものは Low code / No code によるアプリケーションの民主化も見据えた提案活動を強化したい。

急速な AIOps 市場の拡がりに対して、可観測性ツールの手軽な導入で監視を全くしていない Azure, AWS, GCP マルチ クラウド環境を一元管理するところから AIOps 導入の可能性をとても感じるところ。IBM で可観測性ツールといえば Instana があります。私はこの領域で複数中級バッジを取得していますが、さらに継続学習を深めたいですね。

最後にまとめます。
ディジタルバッジは何個取得しても【終わりはない学習ジャーニー】であること。
そして日々の学習努力が営業現場での自己効力感に繋がること。【自信は努力から】。
学習仲間を増やす活動をすることが【学習の孤独から解放】へ。

以上、ご覧いただきありがとうございます。

斉藤之雄 (Yukio Saito): Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh

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