[受験計画] 2021年の残り日々
前書き
2021年度(4月から)はパブリッククラウド ベンダー試験受験に勤しんでいます。受験する目的は合理的な能力評価と新たなスキル獲得のため。結果は自己効力感の増進で仕事に好影響をもたらします。学習と受験はその手段です。いくら【スキルがあると言っても】他者には分からないですよね。これは学歴も同じで、昔の体系で学んだだけで現代社会の知識体系へ更新していなければ【ただのひと】であると私は考えています。もちろん、経験学習などによる結晶性知識もありますが、その知識をより高めていく目的と手段を常に意識していないと【闇雲学習はマヌケ】になれば、時間(機会)損失を自ら招いていくだけでしょう。
一番の受験動機は案件創出の自己効力感を高めるために「勉強と受験はなんでもやる」のが大きいと思います。
Microsoft Expert 認定
当初の予定では2021年度下期中に Azure Solutions Architect Expert を目指していましたが上期中に認定を受けました。そのため、下期中は他の Microsoft Expert 認定を目標とし Azure 知識体系を理解していることを武器に、他社パブクラベンダーでも提唱されている Well-Architected Framework (ウェルアーキ)と Cloud Adoption Framework (CAF) をベースにビジネス素養を高め、過去のしんどいシステムエンジニアリングではなく関わる方(利用者も)全員が Happy となるよう環境を換えていく第一人者になりたい。それが Expert 認定であると考えます。
先日、MCP PL200 に合格しましたので次は PL600 Microsoft Power Platform Solution Architect 合格すれば、Microsoft Power Platform Solution Architect Expert 認定を受けられます。他にも組み合わせで新たな認定を受けられるなど、継続学習は本当に考えられたラーニングパスであると改めて感服するところ。
PL600 科目について
Exam PL-600: Microsoft Power Platform Solution Architect – Learn | Microsoft Docs
#PowerPlatform, #D365 カスタマーエンゲージメントアプリ、関連するソリューション、サードパーティ技術に関する機能的および技術的な知識を持つ。
試験言語 英語のみ(2021/11/8 現在)
受験料 21,103円
私は日ごろから Power Platform 体系は慣れ親しんでいる環境にいます。職場ではどちらかと言えば Dynamics や Intramart などのビジネスフレームワークが多いのですがそれらは利用者の立場として。利用者経験も大切ですが、広範囲な管理経験をもとにビジネス加速を支援し安定的に利便性を高く拡張するのが、DX 時代の必要な人材であると認識しています。その足掛かりに PL シリーズは抑えておきたい。
業務ではカスタマイズされた環境の利用者、学習では管理者・設計者。両者不一致でも無問題です。
(講師として対応する際に多い質問は「カスタマイズされた環境依存によるもの」。しかしジェネラルな管理者・設計者理解を持つことで環境依存による諸問題は、現場の工夫により解決できることが大半であると気付きます)
PL600 学習 MSLearn コンテンツ
ラーニングパスは2つあります。約11時間の学習時間が必要です。
Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のソリューションを設計する – Learn | Microsoft Docs
想定 3時間 47分
関連:MB600, MB700
ソリューション アーキテクト: Microsoft Power Platform のソリューションを設計する – Learn | Microsoft Docs
想定 7時間 6分
MCT 向け PL600 github コンテンツについて
残念ながらコンテンツは少ないです。
MicrosoftLearning/PL-600-Microsoft-Power-Platform-Solution-Architect (github.com)
コンテンツは少ないですが git clone しておきましょう。
他にも MS700, MS720 (Microsoft Teams) を受験計画する
日常頻繁に利用するツールは Microsoft Teams です。今後はメタバース空間にも張り出していき、コミュニケーションプラットフォームとして大きく進化していくのは疑いがない。過去は Skype for Business などで PSTN 連携や Lync 結合で「無線併用で、社内外【もう逃げられない】プレゼンス管理」など、ビジネスユーザを雁字搦めするイケてない時代もありましたが Teams はストレスフリーなプラットフォームだと日ごろから感じています。Power Platform とも連携できますし、PL シリーズを学習したなら次は Teams が妥当な選定と思います。
MS700 Managing Microsoft Teams
Exam MS-700: Managing Microsoft Teams – Learn | Microsoft Docs
MS720 Microsoft Teams Voice Engineer (beta)
Exam MS-720: Microsoft Teams Voice Engineer (beta) – Learn | Microsoft Docs
MS700 は英語試験、MS720 は英語ベータ試験ですが、今なら Microsoft Ignite 2021 で発表された Cloud Skills Challenge 対象科目となっているので学習環境は無問題。しかも学習修了後は無償受験バウチャーが降ってくる仕組みが提供されています。なお、無償受験バウチャーは MS720 で使用しようと思います。
まとめ
2021年12月末までに PL と Teams ナレッジ力を高めるための行動を行う。
以上、ご覧いただき有難うございました。