この頃は開発案件も無くて「主に自分の知識更新&確認」ばかりです。
対象開発ツール:android-studio-ide-202.7008469-windows.zip
ベータビルド入手先 https://developer.android.com/studio/preview
※前提条件:インターネットアクセスができ、自由に環境を作り変えても痛くも痒くもない環境のみ。JRE 8 (Java 8) 導入済みであること。
今回は Windows 10 Pro x64 を使用して確認しました。
導入方法
①ベータビルドをダウンロードします。
②ZIPファイルを解凍すると、android-studio-ide-202.7008469-windows フォルダが作成されるので格納されている android-studioフォルダごと、導入したいドライブへコピーします。例:D:\android-studio などへ。
③開発IDE起動は D:\android-studio\bin\studio64.exe を実行するだけです。
④もしも Android-Studio 他バージョンが入っている環境には、構成ファイルを明示的に区別してください。
サンプル(ティーポット)を動作させるまでの手順を確認します
まずは Android Studio 4.2 Beta 2 を起動します。
起動画面「Welcome to Android Studio」にある【Import an Android Code Sample】をクリックし、Select a sample to import 検索フォームで “teap” まで入力すると【Ndk – Teapots】が抽出されるのでインポートします。
適宜、プラグインのアップデート指示が出たら「何も考えずインストール」して構いません。
ビルドするとイベントログ表示が便利。
これまでのツールも Event Log 記録はありましたが、こちらは開発ウィンドウの裏側(レイヤー分割)にいるので便利。
あっという間にビルドを終えました。
エミュレータ動作させて確認しましょう。
鏡面描画が良いですね。ドロイド君もデブになったり、脚長になったり描画表示が実に滑らかで自然です。
おまけ:ウィルス駆除ソフトを有効にした環境でもビルドしました。
開発環境にウィルス駆除(リアルタイム・スキャン型)を有効にするのはビルド速度低下を招くのみならず、内部 API コールによっては不具合続出するなど【開発者として基本的にアカン行動】ですが、時間があったので遊んでみました。
スクリーンショットを撮り忘れましたが、個別にウィルス対策を無効にするポップアップが表示されました。
公式さんによると次の説明画像です。
一部抜粋
「ビルド速度に対するウィルス対策ソフトウェアの影響を最小限に抑える
一部のウィルス対策ソフトウェアは Android Studio のビルドプロセスの妨げとなり、ビルドの実行速度を大幅に低下させることがあります。Android Studio でビルドを実行する場合、Gradle はアプリのリソースとソースコードをコンパイルし、コンパイルされたリソースをまとめて APK にパッケージ化します。この処理中に、パソコン上に多数のファイルが作成されます。ウィルス対策ソフトウェアでリアルタイム スキャンが有効になっている場合は、ファイルが作成されるたびにそのファイルのスキャンが実行され、ビルドプロセスが強制的に停止されることがあります。
この問題を回避するには、特定のディレクトリをウィルス対策ソフトウェアのリアルタイム スキャンから除外します。」
基本的なサンプル動作を終えたら、あとはじっくり確認へ。
IDE を終了する際は Save all で Project files ごとがおススメです。
レポジトリにチェックインしている環境はチェックアウトを適切に。
以上、ご覧いただき有難うございました。