ICT 関連メーカーのメールニュースはタイトル（件名）のみを斜め読みし、中身はカテゴリ単位でフォルダ格納するよう設定済みだが、昨年から何度か目にする「 The NVIDIA & VMware Test Drive」が気になり閲覧してみた。

メールを受信していない方は次のリンク先へ
（私のメールマーケティング対象を示す引数は除外済み）
https://www.nvidia.com/en-us/data-center/free-trial-virtual-gpu/

表紙の日本語訳
NVIDIAとVMwareのテストドライブを使えば、何時間もの高速化された仮想化グラフィックスに無料で瞬時にアクセスできます。 VMware vSphereおよびHorizon View上で稼働するNVIDIAGRID®Virtual PC（GRID vPC）、NVIDIA GRID Virtual Apps（GRID vAPP）、およびNVIDIAQuadro®仮想データセンターワークステーション（Quadro vDWS）を備えた仮想デスクトップのパワーを体験してください。 NVIDIAの仮想GPUソリューションを使用すると、仮想デスクトップでワークステーションのような真の体験が可能になり、現代のデジタルワークプレースは今や誰もが手の届くところにあります。

おや？これに近い文章の見覚えがある（日本語サイトで）。
https://www.nvidia.com/ja-jp/design-visualization/vmware/free-trial/

NVIDIA & VMware のテスト ドライブは、高速化した仮想グラフィックスへの手軽なアクセスを無料で実現できます。NVIDIA GRID^® 仮想 PC (GRID vPC)、NVIDIA GRID 仮想アプリ (GRID vAPP)、NVIDIA Quadro^® 仮想データ センター ワークステーション (Quadro vDWS) が VMware vSphere および Horizon View で動作する、仮想デスクトップの性能を体験しましょう。NVIDIA 仮想 GPU ソリューションにより、ワークステーションと変わらない体験が仮想デスクトップで可能になります。最新のデジタル作業環境が誰でも利用できるようになりました。

ほぼ一致。学生の論文マッシュアップと同程度ｗ

しかしクイックスタートガイド（PDF) は共に同一の英語版。
https://www.nvidia.com/content/dam/en-zz/Solutions/design-visualization/solutions/resources/documents1/test-drive-quick-start-guide.pdf

ということで、概要のみで興味を惹きつけられたので沼にハマらないように緩やかな気持ちで覗いてみます。

90日間無償評価 登録フォームに、優先アプリを指定する項目があり代表的な対象群があったので抽出しました。

Adobe Photoshop
Autodesk AutoCAD
Autodesk Maya
Autodesk Revit
Autodesk 3DS Max
Bentley
Blender
Dassault CATIA
Dassault SOLIDWORKS
ESRI ArcGIS_Pro
Google Earth
Microsoft Office
PTC CREO
Siemens NX
Primary_Application_Other

なるほど、あのアプリも GPU パワーを相当使うのか！と感心したりｗ

===

クイックスタートガイドを参照して、前述のアプリ紹介を確認。

 Rich Web Experience
● HTML5 Water
● YouTube
● Fluid Particles

 Office Productivity
● Microsoft Office
● Adobe® Acrobat® Reader
● Google Earth™

 Design and Engineering
● Esri ArcGIS Pro
● Dassault Systèmes SOLIDWORKS eDrawings
● Siemens Teamcenter
● Siemens NX 10
● Autodesk AutoCAD

 Ultimate 3D Graphics
● NVIDIA FaceWorks Digital Ira
● NVIDIA A New Dawn

GPUパワーを持つ HPC で VDI 環境を自ら構築するのではなく、NVIDIA が提供する仮想 GPU ソリューション利用へと考え方も成長していくことが、効率的な GPU ワークステーション利用につながるのだと考えさせられました。

評価申し込みをしたので、少しは触ってみますね。

以上