[IoT] Quectel BG96 評価ボード(RAK製) の SIM Slot 接点ピンを破壊してしまったので修繕準備
皆さんは評価ボードの SIM Slot 接点ピンを破壊してしまうことはありませんか?安物の SIM 変換を使うと破壊しやすいと思います。
ちなみに、Quectel 読み方はクエクテルです。時々、通信事業者の中の人で「クイックテル」と呼ぶ方がおられますが、英語と技術スキルが共に低いと思って間違い無いでしょう。それと、TELEC(テレック)認証済みの通信モジュールとアンテナ(RAKのTELEC認証は通信モジュールのみです)を日本国内で使いましょう。色々面倒な事が起きてしまうので。
■中華製の評価ボード。ならば、A●iExpress か買い求めよう!なのですが、商品点数が多すぎるサイト故にどうやって探しましょうか。
以下は参考に(とあるサイトへ過負荷を与えるのでオブラートを包むことをお許しくださいw)
- 大陸に近いリージョンに VM インスタンスを立てる。(AWS よりも a●ibaba Cloudなどへ)
- その VM インスタンスから、とあるA●iExpressへ画像とURLクローラを飛ばしましょう。ただし連続取得するとデナイドを喰らってしまうので、適切に振舞いましょう。
- 取得した画像を元に ML (openCV でも動作すると思いますが、練習環境が TF だったので TF を)していきます。識別させるときは輪郭ではなく、接点ピンと表面実装ピン(6pin)とSIMスロットカバー。この3要素が学習に必要な特徴です。
- 800点ほど学習取得したら、次に必要なのは接点ピンが破壊された SIM 画像です。このときは「あるべき姿(壊れていない)」へフォトショ職人な画像編集が少し必要です。
- 前述で作成した編集画像を学習済みのデータへ相似させても、初回はうまくいかないことに気付きました。画像フォーマットを揃えましょう。JPEGは圧縮しており、あまり良いことはないので効率が悪いかもしれませんが PNG 形式でうまくいきました。
- 何度か学習と比較していく中で気づくのは、SIMスロットカバーに印刷された記号文字はあまり役に立たないこと。
- 学習時間は MBP MID2018 で 1.5時間ほどでした。そして、候補が7点表示され、しっくり来たのが次の商品です。
見比べてみましょう。
さて、半田吸い取りと半田付け用のフラックス(フラックス洗浄の無水エタノールと共に)を準備して、交換部品の到着待ちです。
ご覧いただき有難うございます。
以上