[Microsoft Flow] プロセス(コネクタ)の自動化
こなさん、みんばんわ!
お仕事で GAS (Google Apps Script) を使ってレポート自動生成など煩雑となりがちな事務業務を激減しているオッサンです。とは言っても、基本的にはレポート抽出対象に API (アプリケーション・プログラム・インタフェース)がある前提です。API が貧弱でなければ、パラメタ(引数)をどんなメソッド(方法)でバリュー(値)を渡して、リターン(戻り値)をパーサー(可視化する箱)からビュー(見える化)に出力するかということを、脳内で考えたモデル(モデリング)へ実現していくという、極めて単調且つ単純なコーディングをするだけです。そのためには、いかに多くのメソッドやビューに関数を知っているかが問われ、一般的にコーディングセンス(プログラミングスキル)と言われるところです。API が貧弱なら API ハッキングして、ラッパーを作って「俺専用の使いやすいインタフェース実現」ということを、遊んでしまいがち。
自称システムエンジニアなのに、コーディングができないという方が大勢おられます。何故なんだろう?という話題をしたいのではなく、
API を拒絶反応する自称システムエンジニアへ朗報!をお伝えしたいのです。(貧弱な API を作ってきた俺ら、どっち?wの責任も痛感)
まずは次のスクリーンショットをご覧ください。
インスピレーションを感じませんか?
何かの SaaS から他の SaaS へデータを簡単に渡せそうな何かを。
↑ これだけだったら、こんなの簡単。JavaScript や C# あるいは perl に csh から、API コールを書けばいいレベルではないか?という、そこらへんの(むしろ、API 提供をする側の)淑女・紳士は以下の文章は駄文なのでお帰りください。
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API を使うためにガリゴリ書く資料を読むと、途中で眠気がでてきてコーディング挫折するという上長や部下を多く見てきたオッサンは、次のスクリーンショットで閃いたんです。そうです。コネクタです。
学研の電子ブロックと同じです。Google Scratch でも同じですが、何のために「コード」を使って「どんな処理を行うのか」という、プログラミングの超基礎を学習せずに人生を流れてきた方には【コネクタ】なら使ってもらえるんじゃないかな。魅力的な SaaS 各社のロゴアイコンが並んでいます。(厳密には SaaS 以外も多く含まれていますが)
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■使う前に概要を確認しましょう
そうそう、Microsoft Flow をバリバリ使おうとしたら課金メニューしかありません。
無償枠では使用可能なコネクタに制限があります。
ref.) https://japan.flow.microsoft.com/ja-jp/ ← 新しいタブで開くよ
何ができるのか?という動画はYoutube にあり、トランスクリプトが仕込んであるので日本語翻訳で再生できるよ。
公式サイトから「繰り返し発生するタスクを複数のステップから成るワークフローに変換します。たとえば、数回のクリックで、ツイートを取得し、Dynamics 365 の潜在顧客や Mailchimp のサブスクライバーとして追加するなどできます。」とな。
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■使ってみましょう
例「Gmail のメールを Excel ファイルに記録する」
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両方のアカウントにログインします。
↓ここで、コネクタを接続すると Gmail から「Microsoft PowerApps and Flows をお使いの Google アカウントに接続しました」通知が届きます。
↓
↓
Microsoft Flow のダッシュボードで何か変化があったか確認しましょう。
先ずはここまでですが、コネクタ設定は API をガリゴリ呼ぶのではなく画面の指示に従ってアプリ認証後にパラメタをクリックで指定するだけで、いとも簡単に。
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■プロセスの自動化について
フローが有効なら、デフォルトは15分ごとにプロセス処理が走ります。
ということは、回数課金があるので・・・
こいつも「クラウド破産」懸念がw
そこで、使わないフローは
↓
以上