OpenShift
RedHat が提供している OpenShift を5年以上ほとんど使わずにいたら7日後に削除するぞ!というお知らせが届いた。
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■現況
Posted on August 26, 2011 とな。そっか、5年以上も放置していたんだな・・・。
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■ OpenShift 料金はどうだったっけ?
https://www.openshift.com/pricing/index.html ここを読むと、
BASIC GEARS | CPU | MEMORY | STORAGE | REGION | USAGE |
---|---|---|---|---|---|
Small | 1x | 512MB | 1GB** | US only | $0.02 / hour* |
↑ All plans include 3 small basic gears for free とのことなので、3 インスタンスまでは無料ではないかと。
仮に4個目を作ったら USD 0.02 * 720h = USD 14.4 (same as JPY 1,500/月) ですな。
その前に現状のインスタンス数は何個や?(汗
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■ Web UI で確認
aws-us-east-1 region に格納されたのは1インスタンスのみ。
料金面は助かったが、それよりもセキュリティ面が急に心配になってきた。
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■ SSH 接続で確認しよう!
ちなみに、Cygwin64 コンソールから。
※たまに聞かれるので cygwin / cygwin64 から PaaS 環境へ ssh 接続する方法を書いておきます。
cygwin コンソール上で ssh-keygen を実施し、cat .ssh/id_rsa.pub で出力されたテキストをバッファへためておき、
PaaS 管理画面(Web UI) の公開鍵登録フォームにペーストで完了。
これは、Redhat OpenShift だけが特殊ではなく AWS EC2 や NTT Cloudn に、おそらく KDDI KCPS でも同じかと。自前で OpenStack を組んでも、Microsoft Azure でもエンドポイントからセキュア接続を考慮する時には必須手順。
これを行わずして「使えない!」と叫ぶことがないように。それは、、自分のスキルが「使えない!」ということ。
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さておき、現況の確認をみてみると・・
Linux ex-std-node625.prod.rhcloud.com 2.6.32-642.6.2.el6.x86_64 #1 SMP Mon Oct 24 10:22:33 EDT 2016 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
Filesystem 1M-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mapper/rootvg-rootvol
7936 6330 1197 85% /
tmpfs 5 0 5 0% /dev/shm
/dev/xvda1 239 83 144 37% /boot
/dev/mapper/rootvg-var
8182 3705 4478 46% /var
/dev/mapper/EBSStore01-user_home01
179190 88438 90753 50% /var/lib/openshift
それなりに良いスペックに更新されてる。cpuinfo を参照してもプロセッサ4個(仮想 4vCPU)で、bogomios は 5000 もある。
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■今後の展望
まずは、5年間放置の WordPress を潰すのは間違いないのだけど、コンテナ配信について緩いレクチャー依頼が届いているので、Windows Azure / Windows Server 2016 + オンプレミス Windows Server 2016 と、OpenShift で分散配置ができないか ISMS, BCP/BCM 観点と合せて遊ぼうと思う。
OpenShift 以外にも作ったままで放置している無償インスタンスが多数あると思うので、本当に料金が発生していないことを確認しつつ delete 消込をしていきます。
以上