Windows Server 2016 仮想マシン (Virtual Machine) をノートPC でストレスなく動かすことができたので設定条件を公開します。
以下のスクリーンショットはクリックすると拡大(詳細)表示します。
===
■ノートPC環境
東芝 dynabook R734/W4K (購入時期 2013/12/中旬) 幾つか拡張済み
- CPU Intel (R) CoreTM i 7-4700MQプロセッサー 2.40GHz
- RAM 16GB (DDR3 204pin / 8GB * 2) ホスト RAM 16312 MB
- SSD SanDisk SSD UltraII 960GB
- Windows 10, 64-bit (Build 14393) 10.0.14393
- Windows 10 Education Edition (same as Enterprise Edition)
- クーリングファンの清掃は3ヶ月間隔 (吸気口・排気口、ファンの物理清浄)
■VMware Workstation 12 Pro での VM環境
- VMware Workstation バージョン 12.5.1 build-4542065
- UI ファイルおよび VM 格納先は、OS ホストと同一 SSD
- VM RAM 4GB
- VM プロセッサ 4 (2コア, 2プロセッサ/コア)
- VM HDD 60GB (分割ディスク) ※ ホスト側がHDD なら単一ボリュームを。
- VM CD/DVD (SATA) 有効
- VM ネットワークアダプタ NAT
- VM USB コントローラ 有効(あり)
- VM サウンドカード 有効(自動検出)
- VM ディスプレイ 自動検出
===
■Windows Server 2016 Standard (Std) 使用イメージ
MSDN Subscription よりダウンロードした ja_windows_server_2016_x64_dvd_9327761.iso を使用。
■インストール完了までの時間
- 初期インストール 約12分
- コンピュータ名変更と再起動(AD配下にせず Workgroup ホストのまま) 約2分
- 機能の選択で IIS インストール(推奨オプション) 約2分
- Windows Update の実行 約33分
概ね1時間でした。
===
■IIS Version 10.0 導入
以下のスクリーンショットはクリックすると拡大(詳細)表示します。
===
■所感
RAM 16GB / SSD ホストでは少々キツイと感じることもあります。
それでも、Azure ホストで VM を立てるよりもお手軽検証ができるので、当面はここをオンプレミス評価とし、Azure 連携は別途。 Windows Server 2012 から、MS SQL Server などのミドルウェアごとのクラウド・マイグレーション評価を少しずつ試してみたいと思います。
インフラをAPIで制御、自動化するのが当たり前の時代になっています。
リソース監視し、予兆に対してオートスケール&ダウンも。
中小企業、個人商店でも簡単に安全に安価に。 ISMS と BCP/BCM 対策としてローカル NAS と クラウドバックアップの併用が当たり前の時代になるよう技術支援したい。
以上