[ICT/OLD] NINO Is Not Openview Win32 実装例(使い方)
※お断り: [ICT/OLD] は 1995 年から 2010 年に公開した昔のコンテンツを再掲します。MO, ZIP, JAZZ やら SCSI ドライブとメディアを発見したので・・・。
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Written by 斉藤之雄
1st Created 2003.04.02
Last UpDated 2003.08.07
パッケージはここから入手する。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=50103&release_id=83391
NINO 3.12, Apache 2.0, Perl5.8, MySQL 3.23, JRE 1.22 などはすべて含まれる。
既存 Apache 1.3.28 と一緒に動かすには、ちょっと難儀・・・。簡単にやるなら、
Apache 2.0 デーモン(Win風に云うと、サービス)応答ポートを変更、という前提環境のものとで説明します。
あると望ましい知識レベル:
hp OpenView, CA UniCenter/TNG, NetSaint, BigBrother などのツール実装経験か
SNMP v1, v2 の理解。Windows NT/2000 環境での SNMP 運用。これら未経験でも何とかなるように
書くつもり。
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画面が汚いのは、Terminal Client w/PPTP Client 経由故、256 色で動作しているため。
// そうでもしないと安全を確保できない環境下に設置(放置?)。
デフォルトは C ドライブのみ。変更する方法はあることはあるけど、ソースから make &内部
library リンク検証が必要なのでここでは楽をするために、このまま進む。
[ Finish ] をクリックして完了。ここまで僅か1分30秒ほど。(HDD/SATA150 ミラーRAID環境)
ここで再起動しなはれ的なメッセージが表示されるが、ここではキャンセルし
Apache 1.3.28 との同居を行なう環境のため、Apache2 の httpd.conf を変更する。
取りあえずの変更箇所としてリスニングポートのみ。ここでは適当に 8181 とした。
で、Apache 2.0 の再起動。
localhost:8181 を参照したところ。
snmp パラメタ定義する。
ここでは、自宅検証セグメントを例にする。
snmp 定義したものは、mod_perl 経由し、そのまま db テーブルが作成されるが、これは超セキュリティ甘々なのは仕方がない。このまま公開するバカはいないという前提でしょう。
トラップデーモンの内容を読みやすくパースしてくれる機能もある。ここでは、標準の空っぽ状態を参考表示させておく。
ホワイトパッケージ(バニラとも言うらしい、多分、、北米西海岸の業界方言かと) なので、メイン画面は定義なければ空っぽです。
SNMP Walk を実施した例。1.3.6.1.2.1.1.1.n.0 など snmp の読み方は熟知してるってことで、説明割愛。
別フロアに設置している (自宅DC ならでは) 監視対象ホストを表示させてみた。
NINO が興味深いのは描画はすべて JavaApplet で行っている。とはいっても値を表示するだけの箱パーサーなので、Java (JDK) 環境で Javac を叩く必要はない。してもいいけど、ソースがちょっち汚いのでお勧めしない。
基幹ネットワークからのブランチツリーを描画したところ。ノード別に snmp 監視できなくはないけど、複合レイヤでサービス状態監視も組み合わせようとすると、NINO ではなく hp OpenView NNM が必要、、いや、、それではライセンスフィーが。。
ちなみに、Win32 環境で SSHd (SSHdaemon) 風のアプリケーション・ゲートウェイを設定できるので、慣れてる方には重宝するかも。Cygwin メインのユーザが今後も増えますように、なむなむ。
以上