R は時代遅れ!と仰られる方がおられ、よくよく聞くと ‘R’ そのものを詳しく使った経験もなければ、CRAN などの関数配布サイトが標準提供されていることもご存知ではないとのこと。ならば、’R 遣い’を増やしてみたいと思ったのがこの記事の意欲元。
成城大学 神田範明教授著「神田教授の商品企画ゼミナール(日科技連)」で紹介されている【P7かんたんプランナー】は、Rコマンダーで動作するとのことも知り、これも意欲となった。※FXFROGではR-2台でしかP7かんたんプランナーの動作確認していません。。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kansemi/P7PLANNER.html
■これまでの R導入方法 (FXFROG)
/ 相当長い付き合いをしているわけで・・・
・2012/11/18 公開 R-2.15.2 for Windows インストール方法
https://www.fxfrog.com/archives/6029
・2011/11/28 公開 R-2.14.0 for Windows (64 bit) 導入
https://www.fxfrog.com/archives/category/r-2/r-2-14-064bit
・2011/11/02 公開 R-2.13.1 for Windows (32/64 bit)導入
https://www.fxfrog.com/archives/category/r-2/r-2-13-1
・2010/12/15 公開 Google Analytics For The R 導入方法
https://www.fxfrog.com/archives/category/r-2/r-2-12-064bit
・2010/12/14 公開 R-2.12.0 (32bit) for Windows 導入
https://www.fxfrog.com/archives/1932
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■さっそく導入
前書きだけで終わってしまうんじゃないかという不安もあるがw
1.インストールパッケージの入手 / R-3.1.0 for Windows (32/64 bit) / (54 megabytes, 32/64 bit)
http://cran.md.tsukuba.ac.jp/bin/windows/base/
2.インストーラ起動
日本語選んで進めてください。
※注意点
- 64 bit 環境の方で純粋に 64bit の計算しかしないなら関係ないのですが、関数によっては 32bit でしか精度を出せないものもあるので、32bit, 64bit 両方インストールすることをおススメします。
- ノートPCで画面が小さい方、あるいはデスクトップでも画面が小さいあるいは1枚しか出力がない利用者は、起動時オプションを付けると便利です。SDI (複数のウィンドウを使用して表示)を有効にしてください。
- ヘルプ表示はテキスト、HTML どちらでも。私は HTML にしています。
- CRANに限定しないが外部サイト参照時に 内部プロクシがある場合は、internet2.dll 参照させ(IE依存)ることで設定の一元管理を行える利便性があります。逆に不便なときもありますが、、迷ったら「標準」指定で。
あとは大丈夫でしょう。
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■Rを起動しようぜ!
Windows 8 (8.1) 環境の方は、検索バーに “R” (ダブルクォーテーション付けて)でサクっと探せます。
↓ (R x64 3.1.0 を選択した場合)
あとは、デモ、オンラインヘルプを参照して有意性検定など、お気に召すまま自由に。
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■P7かんたんプランナーを使う方 (FXFROGではR-2台でしか動作確認していません)
Rコマンダーが必要です。
同志社大学データサイエンス研究室が公開している方法が一番理解しやすいので、そちらをどうぞ〜
http://mjin.doshisha.ac.jp/R/38/38.html
※R について理解を深めたい方は、同じく同大のコンテンツを〜
以上