[組織学] 消耗品収益モデルの陥穽

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2013年6月の組織学会誌「組織科学」掲載の自由論題『消耗品収益モデルの陥穽:ビジネスモデルの社会的作用に関する探索的事例研究』一橋大学 大学院商学研究科 藤原雅俊准教授 著、が次の理由で興味深い。

・インクジェットプリンター産業において非純正品が普及してしまったのかという問いを、収益モデルが社外プレイヤに与える社会的作用に注目して分析から、ビジネスモデルが引き起こす学習メカニズムを分析するこことの意義。

・ビジネスモデルの本質は「顧客にどのような価値をもたらすのか、どのようにしてその対価を顧客に支払わせるように誘うのか、そしていかにしてその対価を利益に結びつけるか、にある」ということ。

ビジネスモデルの概念は ICT 産業と密接な関係があること。← ドットコム・バブル期より前より感じる。

・消耗品収益モデルの陥穽メカニズム(非純正品産業の参入動機)

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私は常々ビジネスアイディアは自身のみならず世の中無数にあり、それを具現化していく組織、経営構築がとても難しいものだと理解している、身近なビジネスモデル化された領域の陥穽に対する研究論文を読むのは、今後新たなビジネスコンテストへ応募する際に説得力を持つ訴求を行う源泉の一つになるものと考える。

以上

公立大学 産業技術大学院大学 産業技術研究科 創造技術専攻 斉藤之雄

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組織学会「組織化学」
組織学会「組織化学」

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