■[IT] SQL Server 2012 リリース時期とエディション変更について
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1.SQL Server 2012リリース時期
日本は2012年第二四半期前半。(おそらく4月)
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2.エディション変更
エディション構成およびライセンスモデル(プロセッサ ライセンス・サーバー/CAL ライセンス)変更。
エディション |
ライセンスモデル |
備考 |
|
サーバー/CAL |
プロセッサ(コア) |
||
Enterprise |
× |
○ |
サーバー/CAL モデル廃止 |
Business Intelligence |
○ |
× |
新規エディション |
Standard |
○ |
○ |
|
これまで通り、Developer Edition, Express Edition モデルは継続される。
廃止されるものは、DataCenter, Workgroup, Web Edition の3点。
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3.コア単位のライセンスモデル
・従来プロセッサ ライセンス
物理プロセッサ数をカウントしていた Enterprise, Standard に関しては、プロセッサに搭載されるコア数の合計。
・今回からのコア単位のライセンス
仮想環境では仮想プロセッサ(仮想環境に割り当てたコア)数をカウントした合計。
※現在のハードウェアの処理能力はプロセッサ数ではなくコア数に比例していることが変更に至った理由とな。(ある側面では orz)
ーーー
4.新旧ライセンスの対比 (ここ重要)
1 物理プロセッサライセンスの価格 (現行) = 4 コアライセンスの価格(新体系)
Select Plus/EA に関しては 4 コアライセンスが従来の 1 プロセッサと同価格。
6 コアでは 1.5 倍、8 コアでは 2 倍の価格となる。
しかし、Open その他のライセンスに関しては若干の価格調整が表明される予定。
すなわち ⇒ 最小購入単位は 4 コアライセンス。以降 2 コア単位での提供へ。
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5.Workgroupエディション廃止に伴う CAL 統一化
1 種類の CAL でサーバー/CAL モデルを提供するエディションのサーバーにアクセスすることが可能になる。
ということは従来ライセンスのほうがオトクですよね・・・
しかしそうはマイクロソフトがさせない。SQL Server 2005 以来の価格改定です。
CALは+27%の価格改定見込み。
売り込みする際のトークはかなり苦しいけど、新たに BI モデルでライセンス享受があるなど駆使なさってくださいね。
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6.ライセンス移行特別措置について
SQL Server 2012 販売時から新しいライセンスモデルが適用されます。
ということは、今は移行特別措置を受けられる期間です。(既に営業に取り組んでいらっしゃる企業も)
Enterprise Agreement (EA)、もしくは Open/Select Plus において Software Assurance (SA)を締結しているユーザ企業に限り、特別措置を受けられます。
詳しくは最寄の信頼できるマイクロソフト・パートナーへ。(人間関係が良好なパートナがいらっしゃればいいですね)
以上