[妄想] Amazon Silk ブラウザの方向性
朝むくりと起き出し、先日 CITRIX iForum2011 でツギャリった内容 → http://togetter.com/li/196465 を読み返してると、自分のポストに Silv by Amazon と、激しい typo があった。これは Amazon Silk です。k と v をtypo していました。
昨夜就寝前に、Amazon が HP Palm の買収憶測ニュースもあり、
今朝妄想したことはコレです。↓
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【妄想の流れ】
そう妄想したキッカケは、昨日の CNET 記事 http://japan.cnet.com/news/service/35008437/ が頭の中にあり、「Silkは「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」サービスを構成するサーバ群を利用する。ユーザーがリンクをクリックすると、Silkはその要求をEC2に送る。するとEC2は、タブレットの限定的なハードウェアおよびネットワーク性能に負担をかけないように、すべてのページ要素を取得して処理した後で、そのデータをタブレット自体に転送する。」ということ。
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すなわち、kindle は電子端末(タブレット、スレート)分野では未成熟なデバイスであり、成熟させるには更なる日常製品化が必要であるということ。私も実際に kindle を台湾で触れる機会があり、その互換製品も含めると「ネット機能」、「計算処理を要するアプリの動作不得手」が kindle に不足している感があったから。(もちろん、もともとの設計思想はそこではない)
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モバイル・ブラウジングは我が国でも、キャッシュ(データのメモリ空間への一時保持)アプリケーションを使用するなどで対応してきた歴史背景があるので違和感なく、また先日 CITRIX iForum2011 キーノートで、マイケル・キング氏が仰っていたようにモバイルデバイスは多様化するだけでなく計算機能は VDI のようにサーバ側で処理させれば良いってこと。それが求められるシーンが今後は当たり前のようになっていく。(ビッグデータをどう捌くという問題が生じるね)
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そこで、思い出すのが f5 Revolution Tokyo (ツギャリ済み → http://togetter.com/li/185019 )でのこと。モバイルアプリケーションによるトラフィックは毎年数倍規模に成長していること、f5 技術を使って自社構築できなくもないが、新たにコンテンツや Webサービスをそれらのデバイス (Amazon Kindle 含め)へ配信するために CDN やオリジン(オンプレミス)サイトの構築を行うなんてコスト的にペイしないな、と。
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それならば、CP コンテンツ・プロバイダ(コンテンツ事業者)は、コンテンツ管理と課金に徹することが可能となるフレームワークへ乗り出せばスタートアップのコストは低額で可能なんだろうな、と。
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CPが本来構築すべきではない領域は構築しない ::(ネットワーク帯域課題、デバイス再生処理能力、デバイスサポートはフレームワーク提供者、ここでは Amazon が提供する)。
これらを実現するものとして、Silk ブラウザが動作するデバイス、新しい Kindle となる。
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いや、待てよ、もう少し広い未来社会を考えてみよう。
Silk が EC2 をストレージ・ノードと透過的に通信可能なミドルウェアであるならば、世の中の EC2 を使った Webサービスがもっと便利になるのではないだろうか?
ここまで妄想。
以上