Japan IT Week 2011春(ビッグサイト) 最終日視察報告(長文注意)

0
(0)

Japan IT Week 2011春(ビッグサイト) 最終日視察報告(長文注意)・時系列

会期:2011年5月11日(水)〜13日(金)  // 13日(金)視察
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社

http://tokyo.reedexpo.co.jp/itweek/

===

5月13日(金) 元同僚の2人で会場入りしました。

===

■12:40 〜 13:30 サイゼリアでランチ

■13:40 会場入り。第14回 組込みシステム開発技術展 から入場。ワタシは数年前まで半田ごてを握るのが好きな電子工作大好きオッサンで、未だに秋月の AKI-80(アキ・エイティ)を後生大事に抱えてるヲタク。こちらの会場は東京マラソンEXPO と全く同じ西展示棟。

インテルブースが COMPUTEX TPE (コンプテックス台北) よりも狭くて、活気がないので素通りし、PFU、マイクロンジャパン、リコー、KTL、CQ出版、KDDI、TEAMジャパン、VIA、CLPA (CC-Link協会), トランセンドまで立ち見のまま通過しトランセンドさんで少し長居。

MTBF が 1Mhrs (100万時間=111年以上) という小容量・電力喰い・SATA3/6.0Gbps な SSD に目をやる。やっぱ 1Mhrs は魅力的。今後、集積化が進めば 1Mhrs で現行の大容量SSDもソコソコ進化しそうな予感にワクワク。 1′ (1インチ) SSD や、1.8′, 2.5′ レガシーボードに対応した IDE SSD も少し見て何となく和む。

電波新聞社、住友電工、IT検査産業協会、ベリサーブ、ディジまで立ち見のまま通過しディジさんへ。ここは昔、ディジボードというパラレルボードを泣きながら検証した覚えがあり、ボードそのものは安定していたんだけど、接続先の謎なCABLETRON や FAXPRESS という適当なパラレルインタフェースがある機器等へとにかく複数台接続すると不調というまったく謎な何のための検証かわからない状況で・・・。モノはとっても良かったなと懐かしくなって見てみると組み込みボード、無線LAN対応ボード、通信ボードなどモジュールユニットの展示がありました。

思うに、メディカル分野などで心電図プローブやパルスオキシメータなどのセンシング風デバイスを入力にして計算処理するなどに向きそうな感じがした。

んで、組み込み業界のバグ出しツールのコベルティを通過し、情報処理推進機構の関連団体複合ブース、ベルギー・フランダース政府貿易投資局のやる気がないダラけたブース、ユビキタスに押されっぱなしな村田製作所、ビッグブルーなIBMを横目に会場を出てきた。
■14:00 次の展示会を縦断開始。

第20回 ソフトウェア開発環境展
第16回 データウェアハウス&CRM EXPO
第13回 データストレージ EXPO
第8回 情報セキュリティEXPO【春】
第6回 RFIDソリューションEXPO
第5回 Web&モバイル マーケティング EXPO【春】
第5回 ダイレクト マーケティングEXPO
第3回 グリーンIT&省エネ ソリューションEXPO
第2回 クラウド コンピューティングEXPO【春】
第1回 スマートフォン&モバイルEXPO

順不同になるが説明を受けた、資料を貰ったところのみをブログ記載すると、

ビジネスサーチテクノロジ株式会社 http://www.bsearchtech.com/
外為どっとコム導入事例に渡辺君が出ていたので安心した。まだユーザ企業っぽい。WiSE実装時にRSS フィードやクローリング領域をサイト内以外にもFAQにもぶつけるなどの不思議な SEO ノウハウは彼が入社以前の時代にBSTさんとの打ち合わせで作った仕様。そんな事はさておき、BST は知らない営業の方だらけだったので、「御社は以前つくばにありましたよね、その頃から存じ上げてますよ」と言ったら【当社はつくばに会社はございませんが?】と怪訝な顔をしつつ他の社員へ確認すると【ああ、昔はあったようです】と。話がめんどいので、資料だけ貰ってきた。昔はざっくばらんに実装方法やポータル系クローラの文言解析 I/F として使えるんじゃないか?などホワイトボードを前に熱い議論したことを思い出したが、nGram 実装方法がデ変研(京都)さんと同様にしっくりくるので、SEO を真剣にやろうとしてるところは BST さんへご連絡ください。

株式会社ネットワールド http://www.networld.co.jp/
ワタシはここでMCP, MCSE, MCS, CCNA, CCNP, CNE, CNS 等いろんなベンダ資格を取り放題、プロダクト・マーケティング寄りエンジニアとして Windows WFW, NT, SunOS 5.5.1 時代にお世話になりました。昨日も立ち寄ったんですが今日もまた。うまい棒目当てではなく、駄弁りに。
StorMagic (ストア・マジック) http://www.networld.co.jp/stormagic/main.htm が Hyper-V 対応になれば便利やのにね等々。今日は Faronics http://www.networld.co.jp/faronics/main.htm の爪切り・爪磨き・毛抜きの大人のマナー3点ツールセット、熊の手拭い、黒い団扇をアンケートを書かずに戴きました。

カスタム・テクノロジー・セレスティクス株式会社 http://www.ctech.co.jp/corporate/
ID管理ソリューション屋。セキュリティアプライアンスをまじまじと眺めてたら【お名刺を…】と来たので面倒で資料だけ欲しいと伝えてもらってきた。もう少しゆっくり見させてくれたらいいのに。仕事の提案アイディアが湧きかけたが、途中で意気消沈。営業がしつこかったので。

チェックポイントソフトウェアテクノロジーズ株式会社 http://www.checkpoint.co.jp/
ここも会社が出来る前の大多数メンバーが詰まっていたフォーバル・クリエイティヴさん時代からのよく知っている(厳密には過去形だな、よく知っていた)会社。ふと、FireWall-1 Ver.3.0.b という何かのソフトで CVP な謎な連携でハマった、泣きそうなくらいに NT SP3 が原因かよ!という地獄を見てゲッソリした覚えがある。もうオンサイトで FireWall-1 を入れに行きたくないと思った苦い経験を持つ。そんな事はさておき、今回はソフトウェア・ブレード・アーキテクチャとしての実演紹介。
ついつい昔と比較しちゃうね、いけないね。今は本当に恵まれた時代です。今こんなに恵まれた環境なんだからセキュリティポリシ設計から実装まで、ほとんど苦労しないように思う。もし苦労するなら、それは説明不足による無用な混乱を与えているだけです。

クリアスウィフト株式会社 http://www.clearswift.com/jp
CLEARSWIFT SECURE Gateways 無償!評価版トライアルキャンペーンとの案内を受けつつ、思い出すのは Tumbleweed Communications MMS 。そのコンペティタ商品が現、クリアスウィフト製品。MMS 良い製品だったのにな、頑張って日本語グロサリーや教育プログラムを立ち上げたり、西海岸出張にも行かせてもらった商品だったなと過去を懐かしむオッサンモードに。なんかしみじみ、競合商品を見て思い出す。いや、未来を切り開くためにも過去を振り返らないぞ、とも思ったり。

株式会社イノベーション http://list-finder.jp/
いや、なんて言いますか実に胡散臭い。日本発だとか、Google Analytics では出来ないとか豪語されてました。月間最大 400万PV までの価格設定。実にお高い。

営業がニヤニヤしてきたので、すっ呆けて
「これは何が凄いのですか?」、【今、アクセスしてきている企業情報が分かるんですよ】

「それは普通に判明しますよね、デモグラ特性なども?」、【(めちゃ上から視線で、半笑いしながら) いやいや、そんなツールは存在しません、リストファインダーが一番のツールです、今、どちらのお使いですか?(気持ち悪いくらいにニヤニヤ)】

「(もう使ってないけど)ユーザローカルさんのユーザーインサイト http://ui.userlocal.jp/ です」、【 (絶句・・・) 】

「それ以外にもオープンソースの Piwik http://piwik.org/ 導入してますし、御社の強みが何であるのか、今一つわかりません。API 提供ももちろんあるんですよね?」、【 (絶句・・・) 】

「ないんですか?」、【うちはそこまで求められるユーザ向けじゃないんで、資料どうぞ】といって離れていったw

// もっと食らいついてきて欲しかったな。論破はしないけど、営業マンが≪凄い≫なんていう抽象的な言葉を連発したらアカンやろw

ちょっと疲れたので休憩

株式会社シンメトリック http://www.symmetric.co.jp/
roundabout 2.0 という商品説明。ここも何だか説明が今一つ。当社だけが素晴らしい技術を持つような喋りで少し萎えた。スマホン、3キャリア対応・コンテンツ変換ASPサービス。確か GMO クラウドの裏の six apart ProNet コマブースで。なんだろう、PPT 説明で本当に WebMaster が困っているのかどうか調査根拠もなかった。モバイルキャリア単位でのモバイルSEO についての言及がなかったので、そこが気になったところかな。

マクニカソリューションズ株式会社 http://www.macnica.net/msc/
あれ?マクニカの新子会社??
ベスト・オブ・ブリードの統合セキュリティ/ アプライアンスモデル, Crossbeam X シリーズの紙資料を貰ったが・・・

ビックリする程に汚いケーブリング写真

あまりに酷い。ワタシがかつて経験した粉飾紛いで潰れた会社の IDC もたいがいにしとけよ!と思う酷いケーブリングだったが、それを遥かに超える

見たことがないケーブリング写真。

大事な事だから2度言いました。

ケーブリングが酷い=資産を大事に取り扱わない=資産管理が出来ていない=Crossbeam X を導入する前に会社を清算したほうがいいかも・・・と一瞬で感じました。

そう、ここの紙資料(チラシ)は商品訴求が酷い。見なかったことにしたい。

まだまだ書きたいのですが

明日(土曜日)は品川のマイクロソフト。そろそろ寝ます。

また気が向いたら続きを別トピとしてうpします。

以上

How useful was this post?

Click on a star to rate it!

Average rating 0 / 5. Vote count: 0

No votes so far! Be the first to rate this post.

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh