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[広告論]メモ:最近の出来事と広告学習について-4

講師:日本大学 商学部 樋口紀男教授

■経営戦略・マーケティング戦略・広告戦略の関連

モノ・・・ そもそもこれは何だろう?

モノ = 人間の認識により存在する。 ⇒社会的アイデンティティを有す。
言語 = モノの意味、モノの区別(差別)⇒言語学では差異化(差別化と言わない)

解釈 → コミュニケーション(楚囚の言葉が起源)→ 共有して新しいものに同じコミュニケーション性 (社会学ではハーバンスが著名、彼の言葉は産業における言葉解釈を生んだ)

企業 − 流通 − 消費者

情報の感性・市場の感性−マーケティング・コミュニケーションの可能性 (樋口紀男教授)

・経営戦略
組織が目的を達成するために行う資源展開と環境との相互作用のパターン。

・マーケティング戦略
市場における競争戦略、受容・需要戦略を主な領域とする。

・プロモーション戦略
消費者に直結した戦略として位置付けられる。

・広告戦略
ブランド認知、イメージ、態度形成。販売促進は短期的需要刺激、PRは信頼性の形成、ダイレクト・マーケティング(パーソナル・セリング)は商品と消費者の関係を直接的に行う。

■ブランド・マーケティングを創る関係性
(ブランド − IT − ワタシ − 従来のマス4媒体)

消費者(ワタシ)におけるブランド環境はモノのアイデンティティを社会的に証明させることと、生活として必要なアイデンティティを提供すればブランドを提供できる。

社会的アイデンティティを形成(植え付けること)ができる。

なお北米では広告上のマーケティングはコミュニケーションとして展開している。即ちコミュニケーション展開が広告として創られている。

■広告としてブランドの数

可算である。
⇒ 5年前に有識者を集め経済産業省の企業、事業の売買(M&A) 件数を測定した。ロイヤリティいを持つ企業のみ。

■震災復興広告の注意点

被災者は情報で鬱にも躁にも罹り易い。
年間幾らくらいの予算を充てられるのかを日常要素を漏れなく拾い集め、そして復元していく。

→ 都市計画に入る前に被災者と一緒に取り組む。その上で立て直しを被災者と話し合う。(現地に足を運んでいない復興委員会と話をしても仕方がない=予算から入る委員会は無駄)

■企業の戦略とハイアラーキー

企業ドメイン ・・・ 誰に、技術、どのように

組織レベル、組織ハイアラーキー、戦略要素(戦略意思決定)
企業戦略、事業戦略 (SPU戦略)

■資産 と 資源

事業戦略・・・資産
企業戦略・・・資源

■主なコミュニケーション・ツールの種類

【広告】
印刷広告
放送広告
屋外広告
交通広告
POP広告
インターネット広告
電話帳広告

【販売促進】
コンテスト
懸賞、くじ
プレミアム、ギフト
サンプル、クーポン
低利子販売
ロイヤルティ・プログラム
展示、エンタテイメント
デモンストレーション
値引き
チラシ、カタログ(広告)
アローワンス・リベート
販売ツール提供
販売コンテスト、フェア、見本市

【PR】
パブリシティ
スピーチ
セミナー
年次計画書
広報誌
スポンサー湿布
イベント
ロビー活動

【人的販売】
販売プレゼンテーション
販売会議
インセンティブ・プログラム

【ダイレクト・マーケティング】
カタログ
ダイレクト・メール
テレマーケティング
オンライン・ショッピング
TVショッピング
ファクシミリ
電子メール
ボイスメール


■広告戦略立案フロー

市場分析 − 社会・経済分析・流通分析 − 競合分析

AIDMA

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

ポジショニング − コンセプト・広告目標設定・広告予算設定 − ターゲット設定

以上

斉藤之雄 (Yukio Saito): Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh

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