Windows 2008 Server R2 で Active Directory をメイン環境と切り離した、いわゆるテストサイト(ステージング環境)で動作させていましたが自宅データセンタのリストラに伴い、 Active Directory 依存するサーバアプリケーションを削除してから Active Directory 削除し影響がまったく無いことを確認したので方法を紹介します。
■コマンド・プロンプト「dcpromo.exe」を実行する。
「次へ」を押下して進む
↓
「このサーバはドメインの最後のドメインコントローラなので、ドメインを削除する」チェックボックスを有効にし、「次へ」を押下して進む
↓
削除の進行状況を見守る
↓
アプリケーション ディレクトリパーティションを確認(最後のレプリカ)し、「次へ」を押下して進む
↓
削除の確認で、「この Active Directory ドメイン コントローラのアプリケーション ディレクトリ パーティションをすべて削除する」チェックボックスを有効にし、「次へ」を押下し進む
↓
DNS 委任の削除を行うために対象ドメインの管理者資格情報を入力する
↓
このサーバの新しい Adiministrator アカウントのパスワードを入力し、「次へ」を押下し進む
↓
念のため設定ファイルをエクスポート保存を行うため「設定のエクスポート」を押下する
↓
設定ファイルのエクスポート完了確認
ちなみに、その中身
; DCPROMO unattend file (automatically generated by dcpromo) ; Usage: ; dcpromo.exe /unattend:C:UsersAdministratorDocumentsAD設定エクスポート.txt ; ; You may need to fill in password fields prior to using the unattend file. ; [DCInstall] ; Demotion RetainDcMetadata=No IsLastDCInDomain=Yes ; Set AdministratorPassword to the correct value prior to using the unattend file AdministratorPassword= RemoveDNSDelegation=Yes DNSDelegationUserName=fxfrog.comAdministrator DNSDelegationPassword=*
↓
Active Directory 関連サービスの停止(様子を見守る)
↓
役割または機能を正常に削除した旨を確認し「閉じる」を押下
↓
Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードの完了を確認し「完了」を押下する
↓
他に影響がなければ、ここで「再起動する」を押下し再起動する
↓
再起動後・・・
削除の進行状況が表示される
↓
削除の結果表示を確認し「閉じる」を押下する
↓
役割の削除ウィザードで「はい」を押下し再起動する
↓
再起動後
削除の結果で、Active Directory ドメインサービス、ドメインコントローラ、DNSサーバ削除が正常に完了したことを確認する
お疲れ様でした
以上