年の瀬迫る 2010年12月30日(木)  地下鉄東西線・茅場町駅 10番出口から徒歩4分に位置する東京証券取引所（東証 TSE) へ行きました。ちょっと長いので前半（午前見学）と中半（JAXA 川口教授はやぶさセミナー）と後半（大納会）に分けて書きます。

（写真は見学入り口と反対側）

■入場整理券を貰うまでのツイット時系列：待っている間は読書とFX取引を少々。

並んでいる間に東証スタッフから「オープンプラットフォーム (OP) と JAXAセミナー両方希望者は両方と仰ってくださいね」との優しいアドバイスをいただきました。

■そして入場整理券。（ランチは近所の平田牧場へ）

■入場整理券をいただいてからランチ外出までの間は広報のお姉さんに館内案内していただきました。

「ここ大事」お姉さんから教わったトリビア

・ガラス張りの円形シリンダーは円周５０ｍ、直径１７ｍ、テニスコート４面分

・ガラス張りは「透明で公正な取引」を意味している

・シリンダーーのなかのひとは電子取引市場を監視し、異常な取引があれば調査し年間１万件にもなる

・シリンダーの向かい側に報道各社の東証ブースが設けられており、ストックボイスが常にオンエアされている。海外メディアでは新華社通信ブースがある

・ティッカーの回転速度は８段階。外周、内周ともに同じものが表示される

・ティッカーの回転速度は取引の活発性を表現している

・ティッカーの文字表示は、上から略称銘柄、現在値、前日比（売り気配はウ、買い気配はカ）

・略称銘柄にM-が付くものはマザーズ上場銘柄

・売り気配とは売り注文が殺到しており約定しない状態

・買い気配とは買い注文が殺到しており約定しない状態

・TOPIXとは東証株価指数で、東証第一部上場株の時価総額を基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化したもの。日本の経済が活発であるのかどうかがカンタンにわかる

・見学通路の壁には過去の大納会ゲスト写真がある

・天皇陛下御来賓写真もある

・通路の途中に休憩（自販機、喫煙ルーム）スペースへの出入り口がある　// 自販機は市販価格よりちょっと安い。自販機のパン類は正直美味しくなかった

・東証で１日に１兆円以上の取引がなされており、１兆円を高く積み上げると１０，０００ｍ（３,３００フィート）で飛行機の高さとほぼ同じ

・東証時価総額トップは三菱ＵＦＪフィナンシャルグループ、トヨタ、ホンダ、キヤノン・・・

■館内見学はあっという間に終わったので、株式取引体験ゲームへ移動

DELL 製デスクトップPC がずらりと並ぶブースへ入り、カンタンな説明を受けて２銘柄（花形自動車、ナニワバンク）で手持ち資金１，０００万円をどこまで増やせられるかを体験。

ちなみに、このPC は完全にクローズドLAN で外へ出ることはできません。ネームサーバ参照も不可。OS は Windows XP Professional でゲームアプリはシンプレックス（手広いなｗ）製でした。

ちょっと残念だったのは体験ゲーム内に申し訳程度にローソク足が表示することもできるんだけど、リアリタイムではなく日足っぽいものの描画タイミングがゲーム内でもデタラメっぽいので体験ブース内のお姉さんに質問すると「んー、日足なのかリアルタイムなのか更新タイミングはわかりませんね」でした。

そんなアホな！

いや、初心者向け体験ゲームというのは理解していますよ。だったら、なお更ローソク足くらいは説明しましょうよ。

たった４つの指標ですよ。ヒゲが伸びてるとか陰陽線がどうとか、はたまた酒田五法ｗ

を語って欲しいなんて思っていませんから。

そんなこんなでゲームは終了。私は＋５９万円でしたが（参加者の上位と思われ）、中には＋８０万円の方もおられました。

この体験ゲームは何の景品も貰えませんが、信用売買（空売り）が出来ないので意外と初心者の方にはとてもマッチすると思います。

前半ここまで。

東証関連グッズ（オフィシャルグッズではありません）