Microsoft Web Platform Installer による MySQL インストール関連不具合の対処法
Microsoft Web Platform Installer で MySQL インストール失敗する場合の対処法です。
環境:Microsoft Windows Server 2008R2 (R2は64bitしかありません)
■症状1
MySQL インストーラ画面途中でハングアップ
【対処】
プロセスマネジャーから強制終了し、コントロールパネルからプログラム削除 (MySQL Server) を行う。そして、デフォルトであれば、C:Program FilesMySQL Server 5.1 配下に Database フォルダが残っているので、それはエクスプローラから削除する。
■症状2
ERROR 1045 (28000): Access denied for user ‘root’@’localhost’ (using password: YES) が表示されてしまう。
【見解】
ネット検索では (using password: NO) 事例が多いが、Microsoft Web Platform Installer によりパスワード設定しているのでパスワード設定がされている YES となる。
次にパスワードが適切か否かのチェックを言及するのではなく、またリモートアクセス設定に問題があるのでもない。
【対処】
症状1の対処を行い、ミラーサイトから x64 エッセンシャル MSI パッケージを入手しインストールする。
http://mysql.mirror.kangaroot.net/Downloads/MySQL-5.1/mysql-essential-5.1.46-winx64.msi
また、ODBC ドライバも x64 をインストールする。
Windows Server 2008R2 で 64bit MySQL 再インストールは何度もハマるケースがあるので手順を別途説明します。